言うなれば音楽もののスポコンもの。音楽も体力と根性が必要なのね。舞台はアメリカの大学のマーチングバンド。まあ、アメリカの学園物といえば、ダメダメチームのサクセスストーリーが多いが、これはチョット違って、天才ドラマーの努力ストーリー。でも、ストーリーというより、バンドのメイキングやショウを見ている感じで、その間にチョットストーリーがあるような感じさえある。それにしても、ドラムテクニックやマーチングバンドのダンスなど、見ていてすごいなと思ってしまう。音楽自体もすごく完成度が高いし。ラストシーンはもちろん音楽のシーンだが、それもなかなかショウとしてみていても面白い。上映時間が短く感じられるようなすばらしい仕上がり。