昭和47年10月14日、東京地方裁判所法廷で検事が起訴状を読み上げていた。前年2月東日新聞社の政治部長は沖縄返還交渉の焦点となる外務省にキャップとして石山記者を送り込んだ。政府は時の総理大臣の引退花道として、沖縄返還交渉を成立させたかった・・・。
映画のチラシを見て、ちょっと気になった作品、ようやく見に行ってきました。今日から朝一回だけの上映ということで、まあまあ入っていた感じでした。
昭和40年代を舞台にした作品、うん、ファッションなんかも、思わずあるあるって感じ。黒電話なんかも、カバーしたりして、ちょっと懐かしい、などと、ストーリー展開より、その周りのセットやファッションなんかに見とれてしまった。ストーリー展開は、ちょっと難しいなぁって感じだが、どうにかこうにか見ていたって感じ。うん、この裁判が政治内容を裁くはずのものが、男女の情にすり替えられたと同じように、いつしかmikiも男女の話のように見ていた。外務省の機密を記者に流した筈見は、本当にこの情報を知らずに流していたのか!?とちょっと疑問にも思ったが、男に言われるまま!?など、今ではちょっと考えられないが・・・。実際に会った出来事を元にしたストーリーだけあって、なかなか興味深かった。