スタジオ・ジプリの最新作ということで、楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
ぼくは、あの年の夏、母の育った古い屋敷で、一週間だけ過ごした。
そこでぼくは、母の言っていた小人の少女に出会った・・・。
人に見られてはいけない・・・。それが床下の小人たちの掟だった。
今日は封切り初日、初回上映ということで、朝早くの回でしたが、満席状態でした。
スタジオジプリの映像の楽しさって、やはり背景画だよね。今回も、庭の花々、家の様子など、背景がとても美しい。借りぐらしをする小人たちの工夫の様子もまた面白い。こんなものを使って、こんなふうに暮らしているんだと、どんなものがつかわれているのか探すのも楽しい。また、ドールハウスの精巧な様子も見ていて楽しいし。音楽も、今回は弦を使った音で、耳に心地よい。そして人間の持ち物の音ってこんなに大きいんだと、小人になった気分で見て聴いていた。クライマックスの翔とアリエッティの冒険、思わず翔、大丈夫!?とハラハラドキドキ。ラストの翔の言葉に胸が熱くなった。うるっ。期待を裏切らない出来。ぜひ家族でスクリーンで楽しんでほしい。
そうそう、この作品、ところどころで、過去のジプリ作品を思い出してしまうところが・・・。これって、さっきとトトロ!?これはさつきとネコバスあたりかな?そういえば、あのシーンは?
映画見終わってすぐに、原作本を買っちゃいました。そして、この映画ブルーレイになったらぜひ買うぞ!!あ、この映画のサントラも欲しいね!!