映画の予告を見て、これはぜーーったい見ると思って、楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
余命宣告をされた10歳の少年オスカー。病院内で彼と偶然出会った口の悪いデリバリーピザの女主人ローズは、少年のたっての希望により、病院長と膝の宅配を条件に大晦日までの12日間、毎日彼の元を訪れる約束をする。そして彼女は、残された時間の少ないオスカーに、1日を10年間と考え日々を過ごすこと、また毎日神様に宛てて手紙を書くことを教える・・・。
今日は平日の夕方の回ということで、まあ入っていたって感じでした。
自分の余命がもうわかっている子供オスカーと、オスカーが唯一心を開くデリバリーのローズの心の交流。途中、ローズの話をファンタジー仕立てに演じているところが、ストーリーが重くならなくて見ていられるって感じ。中盤以降、限りない日々をせい一杯に生きるオスカーの姿、それをさりげなく支えるローズ。あとわずかだからと、かわいそうということで接するのではない、そんなローズの姿もちょっと素敵。そして1日ごとに大人になるオスカー、その勇気にも思わずウルッときてしまった。ラストはわかっているのに、もうもう号泣状態。ラスト数日を懸命に生きた姿がとても印象的。ぜひスクリーンで観て欲しい作品。