予告を見て気になっていた作品。先に試写会を見に行ったお友だちがすっごくよかったと話していたので、さっそく見に行ってきました。
サクは空想がちで、不器用なSF作家。妻が発病し、あと1年とい余命を宣告されるが、「人は笑うと免疫力が上がる」という医師の言葉を信じて、1日1編の短編小説を毎日欠かさず妻に送り続け、余命宣告を覆す。そして物語が1778話目に到達したとき・・・。
今日は封切り初日、初回上映でしたが、うーん、結構空いていた感じでした。
SF作家、眉村卓さんと妻の実話をもとにした作品。眉村さんの作品って、mikiが中学高校の頃SFっていうと必ず名前が挙がるくらい超有名、大好きだった作家さん。
SF作家サクと妻のストーリー、夢見がちのサクの役どころを草彅さんが見事演じている。そして、妻悦子の役どころを竹内さん凄すぎ。とくに病でだんだんと弱くなってくるあたり、見事としか言いようがない。そんな二人が寄り添って日々を共にしていくあたり。こんな夫婦っていいなと思いながら見ていた。サクが妻に贈る1日1編、その再現ドラマもなかなかたのしい。とくにタコのくだりはみていてすっごく楽しい。小日向さんウマすぎ!!それに出てくるロボットがちょっと懐かしいし。
後半、弱っていく妻とサクとに思わずウルウル。
そして、最終話にはボロボロ。原作が読んでみたくなった。
ぜひ、スクリーンで二人の夫婦愛を見て欲しい。