映画のチラシを見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日はレディスディの夜の回ということで、まずまずの入りって感じでした。
9.11の同時多発テロ以降、アメリカ合衆国は、世論も巻き込み、イラク共和国が大量破壊兵器を保持し、悪の枢軸のひとつであるとしていた。だが、CIA秘密諜報員ヴァレリー・プレイムは、潜入捜査の末、イラクに核開発計画がないことにを突き止める。その一方、ヴァレリーの夫で、元ニジェール大使のジョー・ウィルソンも、国務省の依頼で同様の調査結果を得ていた。しかし、ブッシュ政権はヴァレリー夫妻の報告を無視しイラクへ宣戦布告する・・・。
双子の母であり、妻であり、そしてCIA諜報部員でありと、こんなすごい女性がいるんだと思った。また、大量破壊兵器に対する情報収集、こんなことまでしていくんだと、興味深く見ていた。その一方で、情報が何者かに捻じ曲げられていく姿、情報操作。考えさせられる。後半の、その中での夫婦の姿、出口の見えない、見えないものとの戦い、自分だったら、潰されてしまいそうと思う。
では、あの写真はいったい何だったのだろう、あれも情報操作なのか?
実話を基にしたストーリー、ラストまで興味深く見た。
けっこう重いストーリーだが、スクリーンで観てもいいかも。