映画のチラシが気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、午後の回を見に行ってきましたが、けっこう大勢の方が見に来ていました。
なかなか就職できず、母親にお金をせびって生活している見栄っ張りの万年ニート、ジウンは、家賃が払えず借りている部屋も追い出される始末。そんな時、恋愛、宗教、病気はお金がもったいなくてできないという謎のドケチ女、ホンシルと出会い、「お金儲けのノウハウを教える」と持ちかけられる。しかし「2か月間なんでもいうことを聞くこと」という条件付きだった。少しずつ通帳の残高は増えていくジウンだったが・・・。
若者の低所得差層を描いている作品ってかんじだが、韓国の低所得層が住んでいるアパートでよく出てくる屋上に増築した感じの部屋って、そんな方たちが多いのか!?等と思いつつ見ていた。いつまでも就職せずにエエカッコシイな感じのジウン。一方ドケチのホンシル。このふたりのやり取りの中で、「必要なもとと欲しいもの」「したいこととしなければいけないこと」うん、なかなか考えさせられる言葉だと思いながら見ていた。
さまざまな仕事をホンシルと一緒に経験していくジウン。ぜったいくじけないホンシルの姿がバイタリティあふれていてすごい。クライマックス、頑張っているジウンがカッコイイ。ジウン役のソン・ジュンギさん、なかなかカワイカッコイイってかんじ。
そうねぇ、ちょっと映画としては小粒かな、安く見られる日に観るか、DVD観賞がお勧めかなぁ。