映画の予告が気になっていた作品、早速見て来ました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りって感じでした。
祖父の死をきっかけに山を下りた、猟銃使いの少女・浜路。観るもの聞くもの初めてづくしのその町で、彼女は奇妙な噂を耳にする。人と犬の血を引き、人に化けて暮らし、人の生き珠を喰らう「伏」と呼ばれる者たちのこと。そして、彼らが起こす凶悪事件について。居場所を探して彷徨う浜路は、やがて、犬の面をつけた白い髪の青年・信乃と出会う。「伏を狩らねばならない」浜路と「人に狩られる運命を背負った」信乃。二人の間に生まれた儚い想い。そして訪れる、それぞれの決断の時…。
うーん、映画の予告を見た時は、もっと浜路の伏捕り物って感じで、時代劇の中に現代風なアクションが見られるのではと期待していたのだが、意外と平凡なストーリー展開なのでちょっとがっかりって感じ。まあ、背景の城下町の風景は浮世絵みたいな色のコントラストと線がはっきりしているって感じ。信乃と浜路の出会いくらいまではけっこうストーリー展開的に面白かったのだが、クライマックスになって、なーんかストーリーが淀んでしまったって感じ。そんで、クライマックスの展開がなんか平凡な感じだなぁ。暗いくっくすになってなんか眠くなってしまった。せっかく里見八犬伝を下敷きにしたストーリーなのに、なんか活かしきれてない気がしたのはmikiだけか!?
うーん、これはDVDになってから借りて見てもいいかなって感じがする。