銀座シネパトスのさよなら上映にかかった作品、ということでさっそく見に行ってきました。
今日はレディスディ、夜の回を見に行ってきましたが、女性を中心にまずまずの入りって感じでした。
舞台は取り壊しが決まった銀座の古い名画座。支配人クミコとスーパー年齢差カップルのダンナ・ショウタは、ちょっとイラだちながらその最後の日を待っている。ところが!そんな劇場に押し寄せるのは、地震と放射能の心配で毎日モヤモヤしている、けっこうアブないお客さんたち。映画の休憩時間ごとにスパークするお客さんたちの物語は、ついにクミコをあるとんでもない決意に向かわせる…!
映画館の休憩時間を描いたストーリー展開、オムニバスな感じで、短いストーリーと、その日に掛かる映画の題名、それがなかなかピリッとした映画の題名で、思わず見てみたい!と思ってしまう。いろいろな客のドラマがそこにあり、ちょっと興味深い。とくにインターミッションのインターミッションとして、当時の撮影状況などを語ってくれた話はすごく興味深く聞かせてもらった。支配人のクミコと若いダンナのショウタの話も結構面白く、染谷将太さんのちょっと今までにない役どころもなかなか。
あの映画館でガタガタと音がしているのはこの音だったのねと初めて納得した感じ。
ラストも、それらしく派手なラスト、次の回を待っていた時に、何事かと思い、すっごく楽しみだった!!
上映しているホールで撮って、俳優さんたちが座ったシートには、それか分かるような表示もあるので、これは是非スクリーンで、そのホールで見てほしい作品。フアンなら、このシートに座ったんだと楽しみなが映画を頼みもあるし。
シネパトスさん、そういえば、「タイタニック」を見に行ったことが最初に行った思い出かな。そして、一番の思い出は、オーランド・ブルーム主演のディアドクターがここでかけてもらったこと。もちろん、初日にお友達と見に行きました。なくなるのがすっごく残念!長い間ありがとうございました。