映画の予告を見て、ぜひ見たいと思った作品、さっそく見に行ってきました。
今日はサービスディ、夜の回を見に行ってきましたが、結構大勢の方が見に来ていました。
引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」では、近く開かれる重要なコンサートの準備に追われていた。そこで穏やかに余生を送るレジー、シシー、ウィルフ。ところが、昔、野心とエゴで皆を傷つけ去っていったカルテット仲間で、大スターのジーンが新たな入居者としてやってきた。しかも、レジーとジーンはかつて「9時間だけ」夫婦だった。コンサートが成功しなければホームの閉鎖という危機を迎え、誰もが伝説のカルテット復活に期待を寄せるが、過去に縛られたジーンは歌を封印。はたして伝説のカルテットは再結成なるのか…。
引退した音楽家が集う老人ホーム、こんなところがあるとステキだなぁと思いながら見ていた。お城のような建物、そして、広いお庭で、運動したり、散歩したりと、ちょっと素敵な暮らし方だなと思う。そして、毎日音楽に囲まれてってうらやましいなと思った。そこにやってきた元大スター、ジーンとカルテットのメンバーのストーリーもなかなかだが、一番は、ここに入居している役どころのそれこそ元音楽家が奏でる数々のクラシックの名曲が素晴らしい。とくに、ハッピバースディの歌が、プロが歌うとこんなにすごい曲になるんだと、びっくり。思わず拍手したくなってしまった。クライマックスのコンサートの音楽も、名曲の題名入りで聞けるし満足。ただ、このカルテットの分だけは声のみってのはちょっと残念かな。まあ仕方ないか。
音楽環境のいいところで鑑賞したい作品。