映画の予告を見てすっごくきになっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、夜の回を見に行ってきましたが、結構大勢の方が見に来ていました。
ごく少数の限られた女性の胸にだけ、見たこともない美しい花が咲くという不思議な現象が起こっていた。満開時に採取されたその花の成分は、画期的な新薬の開発に繋がるとされ、億単位で取引されていた。シャニダール研究所に勤務する植物学者の大瀧とセラピストの響子。日々、研究に追われている彼らの使命は、提供者の胸に芽吹いた花を育て、一番美しい形で採取させることであった。一途に研究に没頭する大瀧、人を惹きつける不思議な魅力を持つ響子、花の成長に誘われるように、次第に恋に落ちていくふたり…。
旬な俳優、綾野剛さん、黒木華さん出演ということで、すっごく期待していた作品。
また、人の胸に咲く花のストーリーということで、そのストーリーも気になっていた。女性の胸にだけ咲く花ということで、咲かせるための提供者の生活と、研究者、セラピストを描いている。提供者の思い、うんうんあるなぁと思いながら見ていた。一方、研究者の大瀧とセラピストの響子の恋のストーリーはちょっと中途半端な感じ。見ていて、うーん、それだけで恋に落ちるかなって気がしてくる。シャニダールの花の謎も、ちょっと中途半端な感じがするし。クライマックス、いったい響子はどうなるのか、大瀧はどうするのかと思ったが、なんか展開的にぐずぐずな感じがする。
ラスト、おもわず、そんな展開かいって感じ、ちょっと尻すぼみな気がする。
前半、結構いいストーリー展開だったから、クライマックスからラストにかけて、もうちょっと粋なストーリー展開が欲しかったかなと思ったのだが、残念。
花の怪しさ、前半のストーリーの面白さで、DVD鑑賞がお勧めだが、綾野剛さんフアンなら是非スクリーンで鑑賞したい作品かな。