映画の予告を見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は女性を中心に満席に近いくらい入ってました。
幼なじみのカンナとハルタ。高校1年の花火大会の夜、カンナがクラスメイトから告白される中、ハルタは交通事故で死んでしまう。カンナの携帯に最後のメッセージを残して…。その事故から恋が出来なくなってしまったカンナは、15歳の心のまま、年を重ねていく。大人になり映画宣伝会社で勤めるようになったカンナは、ある日、出版社で働く赤沢禄と出会う。「感じ悪い男…」。自分の心に土足で踏み込んでくるような禄に反発しながらも、徐々に彼の存在が気になっていく。明るく悩みなど無いように見える禄にも実は、ある辛い過去があった…。
それぞれに心の傷を負った二人が出会う。罪悪感は一生背負って生きていく、そんな言葉が印象的。ハルタを失くしたカンナ、そして禄も実は…。そう、誰だって、そんな罪悪感って、持って生きているのかも。その大小は人それぞれだけど…。そんなことを想いながら見ていた。そんな二人が、出会って、なんとなく惹かれあって。クライマックス、禄が睦実と出会うシーンに思わず涙があふれてしまった。なんかそこに、彼女がいたのか、待っていたのかと、ストーリー的には予期されていた感じだったが、すごく感動。なんかラストもすごくいい感じで、あ、久々に恋愛映画を見たなって気分。
うん、これはスクリーンで見てもいいかも。