映画の予告を持て、何だこのおじさん??と思った作品、さっそく見に行ってきました。
今日は土曜日、夕方の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていて混み合っていました。
低迷していたシャネルを引き継ぎ、見事に再興させたカール・ラガーフェルド。フェンディやクロエなど一時は4つのメゾンのデザイナーを兼任し、30年に渡ってファッション界をパワフルに牽引してきた美のカリスマ。そのバイタリティと時代を読む嗅覚は衰えを知らず、ファストファッションブランドH&Mからコカ・コーラまで幅広いブランドとのコラボレーションでも常に注目を浴びている。年齢さえもベールに包まれ、その人となりは伝説となっていた…。そしていま、サングラスの向こうに隠された素顔が暴かれる魅惑のドキュメンタリー。
朝、自宅を出る時の風景、アクセサリーを選んで、指いっぱいに付けて、それでも足りなくてポーチにトレーに入っているアクセサリーをごそっと!!なんかすごくて笑ってしまった。何このおじさん!?って感じで、それでいてすごくファッショナブル。30年もファッション界のトップに君臨するだけあって、なかなかすごい。デザインも描くし、ファッションの写真も自分で撮ってしまうし。それでいて、スッゴクカッコいいし、着こなしもすごいし。ファッションショーの演出、黒の衣装をまとったモデルが一様に登場して…。その演出もすごーーいと目を見張ってしまった。30年前のファッションショーでの衣装も、小物一つで今でも着こなせそうと思ったり。持っている本の凄いこと、それでいて、全部どこにあるか分かるなんて、なんてすごい!とびっくりしたり。かといって、移動中は子供の時から手放さないものをしっかり持っていてと、ちょっとかわいいところもあったりと。とらえどころのない不思議な人だなと思いながら見ていた。
うーん、ファッション界のトップの人の行動、やはりすごいな、これはやはりスクリーンで見たいかも。