映画の予告を見て気になった作品、さっそく見に行ってきました。
今日はレディスディ、夜の回を見に行ってきましたが、女性を中心にまずまずの入りって感じでした。
1945年春。敗戦後のドイツで、ナチ親衛隊の高官だった父と母が連合軍に拘束され置きざれにされた14歳の少女・ローレは、幼い妹・弟たちと遠く900キロ離れた祖母の家を目指す。終戦を境に何もかもが変わってしまった国内では、ナチの身内に対する目は冷たく、相手が子供であっても救いの手を差し伸べてくれる者はいなかった。そんな中、ナチがユダヤ人にしてきた残虐行為を初めて知り、戸惑うローレ。更に、ローレたちを助けてくれるユダヤ人青年・トーマスが旅に加わったことで、ローレがこれまで信じてきた価値観やアイデンティティが揺らぎ始める…。
ナチものはいろいろな作品があるが、子供、しかもナチ側の子供の戦後を描いているのは珍しいかも。ナチの高官だった父と母が拘束され、残された子供だけで母方の祖母の家を目指す。しっかり者の長女ローレと妹、双子の兄弟とまだ幼児の弟。母が居ないため、乳を飲ませてもらったり、乳母車に幼児を乗せて連れて行ったり、そうか、ここでは負ぶい紐ってないのかと思ったり。でも、幼児がいると食べ物を分けてもらえるとか言っていたので、まだどうにかなったのか?とも思ったり。途中で出会ったトーマス。なんでユダヤ人なのに、彼女たちを悪く思っていないのかと思ったり。それより、一緒についていった方がメリットがあるからなのか?と考えたり。でも、トーマス、そんなふうになるのかと、ちょっと意外だったが。
ラスト、子供達はこれからどう育つのかなと思ったり。母親はもう戻らないのかと思ったり。
うーん、ラストはちょっとわかりずらい感じだなぁ。
でも、スクリーンで見てもいいかも。