映画の予告がなんか面白そうと気になった作品、さっそく見に行ってきました。
今日は平日、レイトショーのみの上映でしたが、結構大勢の方が見に来ていました。連日上映後には監督とゲストのトークショーがあり、今日のゲストは日本アカデミー賞協会事務局長富山省吾さんでした。富山さんからは、Dシネマプロジェクトについてや、この映画の笑い所について、そして監督作品の紹介と、今日深いお話が。また、監督からは出身の大阪芸大と東京芸大の大学の違いや、俳優さんの選定についてなどなどお話を伺いました。監督は28歳とまだ若い監督ですが、これからの作品がスッゴク楽しみって感じ、次回作、楽しみにしています!!
神奈川芸術大学映像学科の助手・奥田は、事なかれ主義の教授陣と問題ばかり起こす学生との間で板ばさみになる日々を過ごしている。そんなある晩、奥田は映像学科の学生が大学の機材を盗み出している現場に遭遇。事件が表沙汰になることを恐れた教授陣は、ウソの報告書の作成を奥田に指示する。しかしその報告書をきっかけに事態は思わぬ方向へと進んでいく…。
大学の助手・奥田を中心としたストーリー展開。大学の助手って、見ているとなんか中間管理職見たいと思えてくる。事なかれ主義、好き勝手な教授と、学生の間に立って、何かあれば庶務課に誤りに行って。大学という狭い中でのなんか独特な人間関係を見せてくれる。でも、独特な人間関係と言いながら、大なり小なり、こんなの一般の会社でもあるあると思いながら見ていた。会議室を予約して、集まった面々での話し合いは呑み会の場所決めだったり、始末書作成に時間がかかって、せっかくできてもダメと突き返されたり、うんうんわかるわかると思いながら見ていた。ところどころあるあるとクスリと思ったり。クライマックス、奥田が出た作戦は!?それがまた尾ひれがついて…!!これもあるかも。
70分という短い時間でも、飽きさせずに最後まで楽しめた。
まだ見ていない方は、ぜひスクリーンで楽しんでほしい。お勧め!!します!!
もちろん、帰りの電車の中で、家人に推し映画しました!!