感動のインド映画ということで、気になっていた作品、ようやく見に行ってきました。
今日は平日、朝一番の回を見に行ってきましたが、さすがにわずかの入りって感じでした。
チョコレート工場で働くクリシュナは、6歳児程度の知能しか持っていないが、嘘のつき方も知らない正直者でみんなに愛されていた。そんな彼も結婚をして子供を授かるが、妻のバーヌマティは娘を残して亡くなってしまう。娘にニラーと名付けたクリシュナは、周囲の助けを借りながら彼女を育てるのだった。時は流れ、ニラーな素直で可愛らしい5歳の女の子に成長した。そんなある日、町の有力者であるバーヌマティの父は、クリシュナ親子の存在を知り、「子どものような親に子育てはできない」と、ニラーを連れ去ってしまう…。
インド映画なのに感動的な作品と聞いて気になってました。ただ、作品として時間が長いのでようやく時間が撮れて見に行ってきたってところ。最初の何分間かは到着の都合で観れなかったけど、それでもストーリーには影響しないあたり、さすがインド映画かも。カワイイ娘を授かって、ニラー(お月様)と名付け、大切に育てる父親。父娘物ではこんな設定よくあるのだが、その設定の中でも、連れ去られた娘を取り返そうと頑張る父と弁護士との奮戦記となっている。前半はそれこそ父娘もの。そして後半は裁判物と、うまい展開。クライマックスの法廷シーンではおもわずウルウルしてしまった。や、やばい!!
それでも、ラスト、父の決断に、思わず胸が熱くなる。作品としては上映時間は長いのだが、長さを感じないストーリー展開だった。ニラー役の子役のサーラーちゃんが本当に綺麗カワイイ。
インド映画らしいダンスはないが、インド映画らしくスベらない作品、やはりスクリーンで見たい。