映画予告を見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が来ていて、ほぼ満席状態でした。
日、フィロミナは、50年間かくし続けてきた秘密を娘のジェーンに打ち明けた。それは1952年、アイルランド
10代で未婚のまま妊娠したフィロミナは家を追い出され、修道院に入れられる。そこでは同じ境遇の少女たちが、保護と引き換えにタダ働きさせられていた。フィロミナは男の子を出産、アンソニーと名付けるが、面会は1日1時間しか許されない。そして修道院は、3歳になったアンソニーを金銭と引き換えに養子に出してしまう。以来わが子のことを一瞬たりとも忘れたことのない母のために、ジェーンはBBCの政府の広報担当をクビになった元ジャーナリストのマーティンに話を持ちかける。
3歳の時に分かれた息子は今どこに!?ずっと探し続けていた母親の最後の旅。再起を賭ける元ジャーナリスト、マーティンのちょっとニヒリストな受け答えと、ちょっとロマンティク好きなフィロミナ。息子を探して旅する姿、あきらめない母の姿が印象的。それでも、最後にわかった息子の行方。そんなところにと思ってしまった。そして、母のその言葉、憎むよりも許すのか。もし自分ならそんなことがいえるのかと思ってしまう。憎むより許すほうがよっぽど大変だと思った。
事実をもとにした作品、ぜひスクリーンで見てほしい。