映画のチラシを見てスッゴク気になった作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日。舞台挨拶がある回を見に行ってきましたが、満席、立ち見もあり、終いには満員御礼で後に来た方はお断りするくらい大勢の方が見に来ていました。
上映終了後には樹木希林さん、プロデューサーさん、監督さんの舞台挨拶。希林さんの、この映画の出演のきっかけなどをお話しいただきました。また、この日の新聞に阿部さんの映画の広告がでかでかと出ていて、今度共演するときに、言ってやろうなどと楽しいおしゃべり。また、この日の朝、ご主人から電話があって、お話したことなども話されて、すっごくたのしい舞台挨拶でした。
舞台挨拶終了後、帰りには協賛の赤福さんからのお土産の赤福ももらって、ラッキー!!な感じ!!!
旅人は樹木希林。「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」。そう語る希林さんの人生はじめての「お伊勢参りドキュメント」。2013年伊勢神宮は20年に一度の式年遷宮の年。遷宮とはいうなれば、神様のお引越し。神宮や伊勢志摩地方だけでなく、日本中がかかわるおおきな「お祭り」でもある。参宮街道を行き、お白石持行事など祭事に参加、伊勢神宮の神域をめぐり、広大な神宮林に登り、俳句をひねる。女たちが祈る志摩の石神さまも訪ねる。また歌人岡野弘彦さんとの出会い。岡野さんのお話に希林さんは何を感じたのでしょう。真新しい檜の香。浄闇につつまれた内宮の遷御。夢とも現実ともつかぬまま深まってゆく、旅。そんなお伊勢参り。
最初に、希林さんのご自宅のシーンから始まるが、落ち着いた調度、物がないシンプルな家、まめにお掃除する希林さん、素敵だなぁ、こんな年の取り方がしたいなと見ながら思った。希林さんと行くお伊勢参り。お伊勢さんって、こんな森の中にぽつんと立っているんだと初めて知った。昨年行われた遷宮の風景、そして、それに至るいろいろな行事や、それに携わった方のお話もあってねなかなか興味深い。普段、お参りしても見られないところも見せてくれるのはやはり魅力的。伊勢神宮のあった山の森は、大正時代には丸裸、禿山で逢った時もあるとか。それから植林して、今の状態まで来ているとか。昨年の遷宮には、伊勢の山の木も使われたとのエピソードも披露。そのほかの木は木曽から切り出して運んでいるとか。その大きな木から、切りだしている様子など興味深い。また、以前に使われた材木は、東北の震災にあった神社の再建に使われているとかで、その風景なども描いている。
ラスト、遷宮が終わった宮で希林さんが参拝しているとき、風で布がふわっと上がって、一瞬中が見られるシーン、なんか神さまが、希林さんにほらと見せているような感じをうけた。
ちょっとスクリーンで見ておきたい作品。
mikiもお伊勢参りに行ってみたくなった。