元マンデラ大統領の伝記が映画化されるということでさっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、朝一番の回を見に行ってきましたが、まあまあの入りって感じでした。
2013年12月5日。元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラが世界中に惜しまれながらこの世を去った。享年95歳。彼の偉大さに疑念を挟む余地はないだろう。南アの非白人を迫害してきたアパルトヘイト撤廃のための闘争と27年にもわたる牢獄生活を耐え抜いた不屈の精神。だが、アメリカ合衆国大統領をはじめ世界中の指導者たちが彼を敬愛し続ける理由はそれだけではない。誰もが「敵」を倒すことだけを目指していたその時、マンデラは人種間の憎しみの連鎖を断ち、南アの真の融和をめざし、そして、驚くべきことにそれを実現したのだ。いまなお世界で繰り広げられる様々な戦いに目を向ける時、マンデラの偉業は「奇跡」だが。人間がかつてそのような奇跡を為しえた事実は未来に残された「希望」である…。
マンデラさんの伝記は、看守の話とか、ご自身の話とか、はたまた、解放に尽力した人のドキュメントとか、いろいろ見てきたのだが、これもまた一つのストーリー。アフリカの田舎で育って、成人式をし、大人となって都会に出て行く冒頭のシーンが結構印象的。その後、弁護士として、人の役に立つ生き方をしてきたマンデラさん。人種隔離政策撤廃のための闘争と、その後の裁判。裁判では、死をも厭わなかったその姿に感動。獄中の話等は以前の映画のシーンなども思い出しながら見ていた。そして、解放のために頑張る妻の姿、解放の時のあの映像は印象的だったなぁと思い出していた。
その後、選挙への呼びかけなども結構ジーンときた。今まで知られなかった人間としてのマンデラさんの一面を見た感じ。
うん、スクリーンで見るのもいいかも。