わんこもの映画ということで気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は映画サービスデイ、朝一番の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りって感じでした。
ファッション雑誌編集者のワンチェンと、彼女を献身的に支える同棲中の恋人ハオジエは、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことに。2人で一緒に育て始めるが、ワンチェンが仕事に夢中になっていくなかで、少しずつ生活のバランスが変化していく。言い争いやすれ違いが多くなり、ワンチェンの仕事にもトラブルが続く。次第に大切なものが見失われていくなかで、リラが余命わずかな病に侵されてしまう…。
わんこもの映画で、ここからそこまで描いているってそうそうないかも。出会った時のリラのハイタッチ、ちょっとかわいいかも。と、引き取ったワンチェンだが、その落ち着きのないリラに二人が振り回されているってところかな。そして、次第に自分の仕事が軌道に乗って忙しくなっていくワンチェンと、独り家で取り残されているハオジエ。でもさ、その言葉を言ってはいけないよねと思いながら見ていた。家にいると、そんなに暇に思えるかな、それはそれなりに忙しいのにね。それを、一人になって初めて分かったのではないかなと思ったのだが。
いくら忙しくなっても、やはりリラのためにきちんと帰ってくるワンチェン。そんなリラが…。仕事もなげうって、その日までずっと一緒にいる決心をするって、なかなかできないよねと思った。クライマックス、電話で話すワンチェンのシーンに見ていて思わずうるうるきてしまった。
そう、リラって、やはり鎹だったのねぇ。
ちょっと素敵なわんこと二人のストーリー。
スクリーンで見てもいいかも。