映画の予告が面白そうと思った作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、満席に近いくらい入ってました。
江戸期、八代将軍・徳川吉宗の時代。1万5千石の小藩・磐城(いわき)の国湯長谷(ゆながや)藩に存在するという金山奪略を狙い、江戸幕府が無理難題を吹っ掛ける。「5日以内に参勤交代しなければ、藩を取り潰す!」。金も時間もない湯長谷藩。参勤交代を果たし、無事に藩を守ることができるのか?!通常ならば準備に半年、8日はかかる道のり…しかも貯えも尽きている。しかしこの命令に従わなければ藩はおとり潰しに!藩主・内藤政醇は、忍びの雲隠段蔵を道先案内役として雇い、家臣の精鋭6名を引き連れ、道中人のいないところでは山道を駆け抜ける奇想天外な作戦にでる。しかし、老中・松平信祝も刺客の忍びを雇い、参勤交代の邪魔をもくろんでいた…!
佐々木蔵之介さんって、いろいろな作品に出演しているが、これは珍しく?弱小藩のお殿様役で主演だ。いったいどんな展開!?とおもったら、通常8日かかる道中を5日で参じる参勤交代。その途中のドタバタ。金がないところをいかに知恵で補っていくかが見どころ。悪にはいかにもという役どころで、それこそ時代劇らしい作りになっている。時代劇らしい展開をしつつ、ところどころには、がははと大笑い出来るシーンもあって、試写会場は笑いの渦となった。また、最近の時代劇では珍しい、忍者、手裏剣等の戦いも出てきて、見ていてワクワク。うん、これは外国の人が見ても面白いかもなどと思いながら見ていた。笑いとシリアスな殺陣と、時代劇らしい悪物と、いかにもというタイミングで観させてくれるので、結構安心しながら楽しめるって感じ。クライマックスの殺陣のシーンは、さすが佐々木蔵之介お殿様!!って感じで、しっかり見させてくれるし、満足って感じかな。深キョンさんの、遊女と、その後の変身ぶりも結構見どころがあるし。見終わった人も面白かったと口々に言っていた。
うん、スクリーンで見る肩の凝らない時代劇って感じでいいかも。