映画の予告を見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、午後の回を見に行ってきましたが、大勢の方が来ていて混み合っていました。
ダラスの街は市民の熱気に包まれていた。アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディが、ジャクリーン夫人とジョンソン副大統領とともにやって来るのだ。8ミリカメラ愛好家のザプルーダーは、パレードを一目見ようとする観衆で埋め尽くされたディーリー・プラザに立ち、大統領夫妻を乗せたリンカーン・コンティネンタルが通る瞬間を撮影しようとしていた。そして午後12時38分、車が視界に入って来た時、3発の銃弾が鳴り響く。突然の惨事に辺り一帯はパニックに陥った。その直後、市内のパークランド病院に頭部を撃たれたケネディ大統領が、シークレットサービスやジャクリーン夫人に付き添われて運び込まれる。激しい混乱の中、新人研修医、チーフ研修医、ベテラン看護婦らが懸命に救命処置を行ったが…。そして2日後。ようやく平静を取り戻した病院に、今度は容疑者リー・H・オズワルドが瀕死の状態で運び込まれる…。
あの有名なケネディ暗殺事件を描いている作品。上映開始まもなく、その事件が起こる。それにしても、あの車での狙撃されたシーンのフィルムって8ミリフィルムだったのね。それも、偶然に、こんな人が撮影していたなんて、今回初めて知った。てっきりテレビ局の人が撮影していたフィルムだとばかり思っていた。そして、ケネディはその場で死亡宣告されたわけでなく、救急搬送された病院での死亡宣告だったのね。でも、一緒にいたジャクリーン夫人は、そんなものを持っていたなんて…!!けっこう冒頭で、あの有名なシーンと、ケネディの病院のシーンが凄くて、見ていてドキドキしていた。でも、暗殺されたのに、司法解剖など、事件の解明に結びつくことをしていなかったんだとちょっとびっくり。なぜ??そして、それこそが、この事件をミステリーにしている原因なのかもと思いながら見ていた。そして、中盤、犯人の逮捕。え??犯人って、その場で逮捕されたわけではなかったの??と、そこいらのくだりからは、逆にストーリーが大人しくなって、見ている時間の午後の眠さと合わせて、いつの間にか、眠ってしまっていた。
でも、後半、犯人オズワルドの暗殺、運び込まれた病院や、手当を行った医師が同じだなんて、そして、死亡時刻もほぼ同じくらい。なんて奇妙な一致。そして、抹殺された書類には一体何が…。
観ていて、単独犯とは考えられない、なんか組織的なものが考えられそうと思った。
当時のフィルムもそのまま使われていたりして、あ、あの御嬢さんが、今は駐日大使で…。
やはり、スクリーンで見ておきたい作品かも。