映画の予告を見て気になった作品、ようやく見に行ってきました。
今日はレディスデイ。夜の回を見に行ってきましたが、まあまあの入りって感じでした。
実話をもとにした作品。困窮した家族の危機を救うため、ある荷物をフランスへ運んだ彼女。「金の原石」と信じていたその荷物の正体は、なんと麻薬だった。言葉が一切通じない異国での突然の逮捕劇。弁解の余地も与えられないまま、祖国から12,400km離れたマルティニークの刑務所に送り込まれる。地獄のような日々と、家族とともに闘った765日間の真実の物語。この世の果てのような地で絶望の中に差し込んだ、一筋の希望の光。家族い会いたい。その思いだけで繋いだ細い細い命の糸。
麻薬犯罪は、どこの国でも今は重罰となっているのか。この作品も実話を元にしたストーリーとはいえ、随分大変な思いをしたんだなぁと思いながら見ていた。突然の逮捕、そして収監。いつ始まるともない裁判。言葉が分からないため、どうやっていいのか分からない、その不便さ。そして突然の移転。自分がもしそんなことになってしまったら、それこそ気持ちが折れてしまうのではないかと思った。ただひたすら、子供に会いたい一心で、2年もの歳月を耐えていた母。政府が重い腰を上げたのは、そんな家族をテレビが扱ったからなのか。見ていて、政府の対応のいい加減さにイライラしてしまった。日本では銅なんだろうと思ってしまう。
実話をもとにしただけに、なかなかすごいストーリー。
見ておきたい作品かも。