片岡愛之助さんが、楳図かずお役を演じるということで、楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回を見に行ってきましたが、結構大勢の方が見に来ていました。
人気漫画家・楳図かずおのもとに、ある出版社から彼の生い立ちを本にしたいという話が舞い込む。担当編集者のさくらは取材ょするうちに、楳図独特の創作の原点には、なくなった母・イチエが影響を及ぼしていると知る。さくらは楳図の生まれ故郷の山村を訪ねるが、それと同時に謎の怪奇現象が次々と起こり始める。部屋の窓についた女の手の跡、車の隣席に見える不気味な人影、楳図のまわりに漂う紫煙、葬儀参列者の写真に写った、いないはずの母の姿…。やがて明らかになるイチエの数奇な運命と楳図出生にまつわる謎。それは決して触れてはならない秘密だったのか!ついに母の怨念が、楳図のまわりで底知れぬ恐怖を巻き起こし始める!!
片岡愛之助さんが、実在の楳図かずおさんらしくなくそれでいて楳図かずおさんらしい感じ。そうそう、お母さんも、真行寺君枝さん、それこそ、楳図漫画にでてくる年老いた女性像ってこんなだよねと思いながら見ていた。それこそ、楳図漫画のじとっとした湿気のある怖さをうまく描いている。とくに、お母さんの生家のシーンは、思わずビクッとするくらいこわーーーい!!!そして、クライマックス、えっっこれってーーー!!と結構すごいし。
と、終わったからって、席を断っちゃだめだよ!!!ラストまでしっかり見ないと!!!
これは、スクリーンで楽しみたい、スクリーンで怖がりたい作品かも。