映画の予告が衝撃的な作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、お昼の回を見に行ってきましたが、大見勢の方で混雑していました。
父・母・息子の3人が暮らす上流社会。家族としての関係は冷え切っていた。ある日、近くに住む女との不貞に気付き、嫉妬に狂った妻は、夫の性器を切り取ろうとする。しかし、あえなく失敗し、矛先を息子へと向ける。凶行に出た後、妻は家を出ていき、夫と息子は取り残される。性器を切り取られてしまった息子は、絶頂に達することが出来ずに生きていくのか。なくしたことで虐められ、生きる自信をなくした息子。罪悪感に苛まれる中、父は絶頂に達することができる「ある方法」を発見する。それを息子に教えることで、再び父子の関係を築いていく。だが、そこに家を出ていた妻が戻り、家族はさらなる破滅への道をたどり始める…。
ひと言もセリフのない作品。それでいて、映し出される映像は衝撃的。この妻というか、母の衝撃的な行動。でもさ、なんで息子に向かう!?それが分からないし。犠牲にされた息子もかわいそう。と、その後も結構衝撃的な映像が頻繁に。でも、あまり多いと、途中眠くなってしまう。それでいて、ラスト、監督らしいエンドだなぁと思ってしまった。
キム・ギドク監督作品が好きな方は、やはりスクリーンで見てほしい。
チョット衝撃的過ぎて、見るに堪えない方は、DVD新作レンタルかなぁ。