映画の予告が期になった作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回を見に行ってきましたが、満席でした。
アンディ・ウォーホールですらその魅力を認め、60年代アメリカで一大ブームを巻き起こした、絵画「ビッグ・アイズ」シリーズ。作家のウォルター・キーンは一躍時の人となる。しかし…。その絵画は1枚残らず、口下手で内気な彼の妻、マーガレットが描いたものだった!セレブ達と派手な毎日を過ごす夫、1日16時間絵を描き続ける妻。そして、10年…。心の内のすべてを絵で表現してきたマーガレットは、「このままでは自分を失ってしまう!」と「告白」を決意。だが、天才的なウソつきウォルターは「妻は狂っている」と反撃、遂に事態は法廷へともつれ込む…。
ティム・バートン監督作品なのだが、ティムらしくない作品だなぁと思いながら見ていた。でも、このビッグアイズの絵の女の子、なんか、ティム・バートン監督が製作するパペットアニメの作品に登場するお人形って、眼が大きくて、それでいてちょっとダークな感じに通じるところがあるかもなどと思いながら見ていた。その当時って、女性の画家って売れなかったなんて、ちょっとびっくり。でも、有名な絵画家って、大概男性だし、さもありなんってとこかなぁ。でも、1日ずっとセールスしている人が、そのまま絵も描いているなんて、周りも信じていると思うのがスッゴク奇妙。考えただけでもそんなことできるわけないじゃんと思ったのだが。絵をプリントして売るという手法はこの頃からできたのかと思った。
クライマックスの法廷のシーンは結構すごかった。
うん、スクリーンで見てもいいかも。