予告を見て衝撃だった作品、早速見に行ってきました。
今日は映画サービスディ、朝の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていて混み合ってました。
超過激なアポなし突撃取材で、社会問題を一刀両断してきたマイケル・ムーア。だが、本作はいつもとはどこかが違う!なんとムーアはこれまで一貫して批判してきたはずの権力の片棒を担ぎ、アメリカの「侵略」政策に参加してしまうのだ!ムーアに課せられたミッションは、世界のジョーシキを根こそぎ略奪すること。今のアメリカに最も必要なものなのだ。イタリア人は年間8週間も有給がある!会社の昼休みは2時間!!麻薬使用が犯罪にならない国ポルトガル!宿題がない国フィンランド!しかし、学力トップクラス国家!!休日に部下に連絡すると、「法律違反です」と言われるドイツの上司!ナイフを所持しているノルウェーの囚人!しかも牢屋が一軒家!!フランスの小学生は、給食がフレンチフルコース!フランス人はフレンチフライを食べない!
この作品、いたるところにびっくりがいっぱい。マイケル・ムーア監督が各国のいろいろなノウハウを盗んで帰るというコンセプトで作られているのだが、イタリアの有給休暇、そんなに多いの!?しかも、休暇が取れないときは翌年繰り越しだなんて、すっっごーーい、そして、会社の昼休みが2時間、家に帰って食事だなんて、うらやましいかも。フランスの小学校の給食、えっっ、毎日フルコースの料理、しかもチーズを好みで食べられて、デザートは選べるだなんて、なんてすごい。日本の給食も結構昔より良くなっているといえ、これはうらやましいなと思った。そして、給与明細にこんなことが書かれているとは。また、医療費がかからない国があったり。学校の宿題がない国があったり。もう、mikiもカルチャーショック!!マイケル・ムーア監督は、いろいろ感心していたが、日本こそ、そんなことを持ち帰らなければならないのではと思った。
これは、ぜひスクリーンで見たい作品。