斉藤工さん主演ということで早速見に行ってきました。
今日はレディスディ、夜の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りでした。
9年前片岡彩音は女優になる夢を胸に岡山から上京した。彩音の実家は赤磐で桃農家を営んでおり、両親が亡くなってからは兄が一人で桃の栽培を行っていた。しかし予期せぬ病で兄は帰らぬ人となってしまう。兄が最後まで抱いていた夢は接ぎ木に成功した桃「赤磐の夢」を新種登録することだった。彩音は女優になる道を断念し、赤磐に戻り市役所で働きながら兄の夢である「赤磐の夢」の栽培を始める。そんなある日、農水省の職員、木村治が桃の栽培についてのレポートを書くために東京から赤磐にやってきた。治の案内を任された彩音だったが自分の夢を諦め、兄の夢が実現に必死の彩音と都会からやってきたどこか軽薄なエリート官僚の治はなかなか心を通わすことができない。しかし、そんな治にも誰にも話していない農政への夢があった。日本の農政を霞が関から変えてやろう!農家が流した汗に見合うだけの幸せな農業ができる日本に変えたい!と農水省に就職したのだった。彩音と治、舞台は違えど目指すものに違いはなかった…。
今回は桃をテーマに描いている。見ていてすっごくおいしそう、齧り付きたいと思った。確かに、桃の絵を描くと、先っぽがとんがった、桃太郎に出てくるあんな桃を描くけど、今はそんなとがった桃ってみないなぁと思ったら、そんな理由があるのねと納得したり。桃畑の夜のともる光は、そんな理由があるのねと思ったり。品種登録って、いろいろ大変なんだと思ったり。と、官庁のお役人役の斎藤工さん、うーん、今回はそんなクールな役どころで終わっちゃうかなと思ったら、ちょっとだけサービスショットがあったり。クライマックス、彩音の大泣きに思わず見ているmikiもつられてうるるんとなってしまった。
うん、スクリーンで見たい作品。