映画のチラシが気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていました。
寂れた漁港の町・日無町にむ住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを街にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。ある日、クラスメイトの国男と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?
最初の内はテンポもよく、設定も面白く、いったいどんな展開をするのかと楽しみながら見ていた。音楽付きのカイと、音楽好きの人魚ルーが出逢って、いろいろなことがあって、と、そこまではなかなか面白く、町のひとも合わせて楽しんでいるところはなかなか面白かった。だが、クライマックス、ルーの危機あたりから、うーん、ストーリー展開にちょっと無理があるんじゃない!??なんて思っているところが…。人魚の祟りと言われたけど、結局あれは何だったの!??と思ってしまった。突然の展開にちょっとストーリー的に無理があるんじゃないと言いたくなった。
まあ、映画が安い時に楽しむにはいいかも。