映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていました。
1940年6月、戦勝ムードに沸くベルリンで質素に暮らす労働者階級の夫婦オットーとアンナのもとに一通の封書が届く。それは最愛のひとり息子ハンスが戦死したという残酷な知らせだった。心のよりどころを失った二人は悲しみのどん底に沈むが、ある日、ペンを握り締めたオットーは「総統は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」と怒りのメッセージをポストカードに記し、それをそっと街中に置いた。ささやかな活動を繰り返すことで魂が解放されるのを感じる二人。だが、それを嗅ぎ付けたゲシュタポの猛捜査が夫婦に迫りつつあった…。
あの時代、ドイツの人々は全員ヒトラーを賛辞していたものと思っていた。だが、こうやって、抵抗している人々もいたんだと思いながら見ていた。表向きには賛辞しながら、陰でしっかりと…。それにしても、こんな風に、反対勢力を抹殺していったのかと思うと、やはり恐ろしい世の中だと思った。
うん、これはスクリーンで見ておきたい作品。