映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日はサービスディ、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方でほぼ満席状態でした。
少年時代に出会ったセザンヌとゾラの絆は、境遇は違うが芸術家になる夢で結ばれていた。ひと足先にパリに出たゾラは、小説家としてのデビューを果たす。一方、セザンヌもパリで絵を描き始め、アカデミーのサロンにむ応募するが、落選ばかり。やがてゾラは、ベストセラー作家となって栄光を掴むが、セザンヌは父親から仕送りも絶たれ転落していく。そして、ある画家を主人公にしたゾラの新作小説が友情にひびを入れるが…。
歴史上の人たちの、伝記映画なのだが、こういった作品は、けっこう映画で描く時期が長くなってしまう傾向がある。それでいて、なんかパッとしない感じだったりするのだが、この作品もズバリ、この手の作品となっている。最初の内はまだ、興味がありずっと見ていたのだが、うーん、ストーリーが散漫になって、見ていて「だから何!?」と思ってしまう。たしかにセザンヌは生前作家として花開かなかったかもしれないが、そんなパッとしない人生を延々と描かれて、見ているこちらは飽きてしまう。それでもずっと見ていたのだが、さすがに最後に眠くなってしまっていた。
強いて言うなら、エンドロールで、セザンヌがすっと描いていた山の風景が、何枚も出てきて、それが面白かったかなと言う感じ。
うーん、DVDで早送りして、クライマックスからエンドロールだけ見ちゃってもいいかもって感じ。