予告のパンの映像がとっても美味しそうで早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方で混み合ってました。
「2種類のパンのみを作る」というハン業界でも異質の存在。町の普通のパン屋として開業したペリカンは、変わりゆく時代に対応しながら、いまや「パン業界の財産」とまで言われる唯一無二の存在となった。その店を切り盛りするのは、4代目店長・渡辺陸さん。現在29歳。創業74年の老舗伝統と若き店長を今も支えているのは、二代目店長・渡辺多夫さんの存在。菓子パンも作っていた店を2種類のパンのみに変え、ペリカンのブランドを作り上げた張本人である。ペリカンのパン作りの現場に迫ってみると、モノづくりの本質と「売れるパンを作る」という商売の本質が見えてきた…。そして、時代がかわっても、その素朴な味を変えることなく、「パンのペリカン」では毎朝4時から職人たちがパンを焼いている。
家でパンを作るときも、ひとつとして同じパンはできないと同様、お店で、毎日作るパン、いつも同じ味、同じ食感、それを74年も続けているなんて、すごいなと思いながら見ていた。ロールパンも、一つ一つ、全部職人が巻いて作っている姿もすごい。ああやって巻くんだとその手つきを真剣に見てしまった。そして、食パンも、ただひたすら生地を折って、型に詰めていく様はすごいなぁと思う。あんなにずらっと並ぶ食パンのすごさ。そして、2種類のパンしか作らないというすごさ。やはり最初は怖いと思ったろう。でも、それを続けていくということもまたすごいなぁと思いながら見ていた。そして、出来上がったパンの素朴なおいしさが画面から見えて来る。まるでパンの香りも漂ってくるようだ。
うん、スクリーンで楽しみたい作品。