アキ・カリウスマキ監督の最新作ということで早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方で満席状態でした。
シリア難民の青年カーリドは、北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れつく。彼の願いは「いい人々のいい国」だと聞いたここフィンランドで、生き別れた妹を見つけて暮らすこと。しかし難民申請は却下され、街中では理不尽な差別と暴力にさらされてしまう。そんな彼にしがないレストランオーナーのヴィクストロムは救いの手をさしのべ、自身のレストラン「ゴールデン・パイント」にカーリドを雇い入れる。世間からすこしはみ出したようなゴールデン・パイントの店員たちもカーリドを受け入れはじめた頃、彼のもとに妹が見つかったという知らせが入るのだった…。
船に乗ってフィンランドまで来たカーリド。難民申請をして、無事に国内に暮らすことができるのかと思いきや…。そのまま母国に帰ってしまうのかと思いきや…。けっこうストーリーの展開がぎこちなく唐突に展開していく感じ。いきなり店のオーナーと喧嘩したと思ったら、雇われたり。でも、その店の日本食のちょっと奇妙なこと、あの大盛りのワサビ、大丈夫なの!??などと心配しながら見てしまった。いろいろな趣向を試している感じのオーナーだが、果たしてこの店大丈夫なの!??等とも思うし。と思ったら、唐突に妹が見つかって、唐突な展開で!!で、ラスト、カーリドは大丈夫なの!??最後まで展開が読めず、見入ってしまった感じ。
うん、スクリーンで楽しんでもいいかも。