映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は土曜日、お昼の回を見に行ってきましたが、満席でした。
1953年、ソ連の最高権力者スターリンが死亡。「粛清」という名の大量虐殺による恐怖で全て支配してきた独裁者だ。今こそ彼の後釜につくチャンスだと色めき立つ側近たちの、互いを出し抜く卑劣な駆け引きが始まり、権力バトル開始のゴングが鳴った!表向きは厳粛な国葬の準備を進めながら、スターリンの腹心だったマレンコフ、中央委員会第一書記のフルシチョフ、秘密警察を牛耳るベリヤが3大トップとなり、各大臣、ソビエト軍の最高司令官ジューコフまでもが参戦し、嘘と裏切り、仕掛けが合う罠…勢力地図は1秒ごとに目まぐるしく塗り替えられ、国を担うはずの男たちの「なんでもあり&やったもん勝ち」のゲスな本性が暴かれていく…。
独裁者スターリンの恐怖政治と、その後の権力争いをブラックユーモアたっぷりにうがいているのだが、このユーモアがけっこう事実というのもまたすごい。たしかに、権力者が築いたものを簡単に手放し宅ないだろうし、では誰に!?と、皆が次期トップを狙っているだろうし、そんな人たちの足の引っ張り合いとかあるし。なかなかすごいなと思いながら見ていたが、けっこうブラックな話がこうも続いていくと退屈。観ていて眠くなってしまっていた。うーん、映画的にはちと残念な感じ。
DVDで1.5倍速で見ちゃいたい感じ。