映画のチラシが気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、午後の回を見に行ってきましたが、大勢の方でほぼ満席状態でした。
第二次世界大戦で国力が疲弊したイギリスは、植民地インドを去ると決定。主権譲渡のため任命された新総督のマウントバッテン卿、その妻と娘は、首都デリーの壮麗なる総督官邸にやって来る。大広間と迎賓室がそれぞれ34部屋、食堂は10部屋で、映写室も備えた大邸宅に500人もの使用人が仕える。そこでは独立後に統一インドを望む国民会議派と、分離してパキスタンを建国したいムスリム連盟によって、連日連夜論議が闘わされた。一方、新総督のもとで働くインド人青年ジートと令嬢の秘書アーリア、互いに惹かれあう2人だが、信仰が違う上に、アーリアには幼いときに決められた婚約者がいた…。独立前夜、混迷を深める激動のインドで、歴史に翻弄された人々を鮮やかに描いた感動の人間ドラマ。
昔、インドがイギリスの植民地であったことは、ちょっと知っていたのだが、そうか、独立したのは第二次大戦後、イギリスが戦争で疲弊したためだったとは、この作品を見て初めて知った。また、その時、イギリスとパキスタンが独立したのか。ネルー首相やガンジーって、このころの人だったのかと、なんか歴史の授業を見ているような。インドとパキスタンを分けるために、総督官邸のものもすべて8対2に分けたり、使用人もどちらの国を選ぶのか、選択させたり。そんなこともあったのかと思いながら見ていた。そして、国と人との戦乱。人々の移動。こうやってインドとパキスタンが出来たのかと思いながら見ていた。そんな中の若い二人の想い、いったいどうなるのか、このまま…。とラスト、ちょっとホロっとさせられた感じ。この話にもイギリス大統領のチャーチルが出てきたりと、うーん、歴史の話はここにも出てくるし。
うん、スクリーンで見たい作品。