ミュンヘンオリンピック開催中に起こったテロとその後のテロ首謀者への報復の映画。ミュンヘンオリンピックでテロが行われたってことは、mikiが子供だった頃に聞いたことがあった。ただどんな事件だったのか、よくは知らなかったが、その後のオリンピック開催はテロ対策も行われなければならないという、オリンピックとしてはある意味歴史的な事件であっただろう。というだけあって、ストーリー的に重いということはわかっていたが、確かに重い。しかも、観ているこっちもいつこの映画が終わるということがわからないストーリー。そこには今でも問題になっている中東情勢なども描かれているが、そこいらへんのことがよくわからないmikiにとってはうーーん、わかんねーーー! !となってしまった。簡単でいいから、勉強していったほうがいいかな!?といっても、簡単にはわからないのがこの中東情勢。テロの人質になった人々の恐怖、そして報復の恐怖、報復をするほうも、一歩立場が変われば報復されるほうになってしまうという恐怖。果てることのないテロの恐怖。テロはテロしか生まないのか!?観ていて思わず目を背けたくなるシーンも数々。
フイルムは70年代らしい色合い、見ていて思わず懐かしいと思ってしまった。そしてこの映画の主人公のアブナー役のエリック・バナの70年代ファッションの似合うこと。そして家族を思うシーンの優しいアブナーはやはりバナでないと! !見終わった後、疲れたーーー! !でも、バナ、しゅてきーーー! !