新宿バルト9のお披露目試写会ってことで、新しい映画館を見がてら、見にいってきました。バルト9は新宿の丸井シティにできたシネコン、新宿駅南口、東南口を出て、歩いていくと、でっかいビルが見えてくるので、ずーーっとそのビルをめがけて歩けばよかったので、思ったよりずっと近かった。
明日がオープンということで、けっこう取材と思わしきカメラもいたなあ。
映画の前と鑑賞後にトークショーということで、堤幸彦監督のお話が聞けた、ラッキー。考えてみれば、監督の作品って結構見ていたのよね。とにかく楽しめる映画を作りたいとのことでの政策だったそうです。お風呂のシーンではお風呂のセットが途中壊れてしまって、後半のシーンは2日後に撮りなおしたとか、最初のシーンでは雪にたたられて、雪を溶かす作業が大変だったとか、ラストのシーンは急遽雪の砂漠のシーンにならざるをえなかったとか、なかなか楽しいお話を聞かせていただきました。そして、映画は昨日完成したばかりとのことで、まだ湯気が立っているほかほかの映画だそうです。その模様はMTVで特集として放送されるとか。どっかにmikiが写っているかもです。
この映画、先日映画の予告で見て、なーんか面白そう! !と思っていたところなのですよね。さっそく見られて調ラッキー。配役もなかなか面白く、阿部寛さんや、宮藤官九郎さんなど、あっ見てみたいって気になります。阿部ちゃん扮する源九郎が持つ大帝の剣、そのでかいことでかいこと、やっぱりこの剣のでかさと、それを持つ人のバランスからして阿部ちゃん以外に無いね。今回の阿部ちゃんはなかなかワイルドな役柄で、それでいて、ちょっとクスリトする3枚目的な役や、アクション場面もあって、なかなか面白いしカッコいい! !そして、奇妙な妖怪や、三種の神器探しなど、ストーリー展開もよく進んでいく。時代設定のところに、宇宙船なんぞが出てきて、けっこう面食らうが、堤監督が娯楽作品を作りたいというだけあって、なーんとなく奇想天外な設定も世許せてしまうから不思議。そして、CGも結構多いんだけど、これなら許せちゃうってつくりで、こっちも結構凝っている。エンディングはGLAYの新曲鼓動だし、これもラストまでしっかり聞けて楽しめるし、久々になーんにも考えないで楽しめる娯楽映画を見させてもらったって感じ。
堤監督、どろろに勝ってますよーー! ! !