映画のチラシを見たとき、随分と意志の強そうな青年のストーリーなのかなと思って、見にいってきました。スペインの実話を基にした映画。
映画の冒頭から衝撃的な映像。そして、主人公サルバトールの活動の状況を描いていく。だが、当時のスペイン情勢って、なかなか日本で報道してたっけ?なーんか、こういった当時の情勢ってわからなくて、そこいらをもっと説明されていれば、わかったのだろうが、なかなか難しい。
そして、不当な裁判らしいが、その裁判の状況がいまいちよくわからないし。そのなかで、弁護士らが、どう奔走しているか、なかなか描ききれていない感じがするのだが。死刑執行が決まったあとの数時間の様子も、緊迫さなどが描ききれていない感じで。
それでいて、執行の模様だけがあまりにもリアルすぎて、残酷すぎて、それだけがやけに際立った感じがする。