ふーん、今年は合唱がテーマか! !とこの映画の予告を見て感じた。本当に合唱って映画になるの?なんかすぐに歌えて、感動とかってあるのかな?と半信半疑。でも、予告で見たゴリさんの合唱団の歌が気になって、見にいってきました。
主人公かすみ役には夏帆さん。かすみは高校音楽部のソプラノパートリーダーで、自分が一番歌が上手と自意識過剰な子。そんな彼女が、憧の人に歌っている姿がシャケみたいといわれショックに。と、ストーリーの最初からなかなかテンポよく楽しませてくれる。もちろんところどころに合唱曲が色々とはいってきて、その歌も聞いてて楽しい。もちろんかすみの自意識過剰なところもなかなか様になっている。
一方、不良高校生権藤役のゴリさん、え?その年で高校生?でもすっごくその格好が決まっていてうぷぷ! !でも、彼らが歌う「15の夜」が胸にジンジンとくる。うまいって歌じゃないけど、なんでだろう、この歌を作った尾崎豊さんが歌う歌より、合唱として歌われるこの歌が心に響くなんて。そして、クライマックスの合唱コンクール、かすみたちの合唱部が歌う「青い鳥」もとっても素敵。ラストの「あなたに」は思わず見ていて一緒に歌いたくなってしまった。やっっっ、こんなに合唱にはまってしまうなんて! ! !
そうそう、この映画の中で、合唱部の顧問役ででている薬師丸ひろ子さんの歌声も久々に聞けるし。この映画はちょっと見てはまってしまった。