この映画の予告を見たときから気になっていた映画、お友達のまりんしゃんに誘われて(というより、行く~とおねだりして)見にいってきました。まりんしゃんありがとうございます。ここのところ、家族喪失をテーマとした映画を見ることが多かったが、どれもイマイチ共感することが出来なかった。でも、この映画のパパには共感。
どこにでもいそうなパパ。出征した妻の帰りを待つ夫と子供達。今まで、夫を待つ妻と子供ってよく映画で出てきたけれど、今は女性でも軍人として出征するのだから、こんな状況も珍しくないのかも。でも、圧倒的に、留守宅で待つのは妻が多いので、夫の方から語られるストーリーって少ないのかも。
留守を預かる夫と娘達。夫は出征した家族の会に出席しても、みな女性だけの集まりということで、一人浮いてしまい、誰にも自分の気持ちを語れずにいる。そんなある日、妻の知らせが届いた。子供達になかなか語れない夫の思い。どうやって話したらいいか、わからずに、ずるずると過ごしていく。そんないつもと違う父を見て、何か違うと感じる長女。そして何もわからずにはしゃぐ次女。そんな家族のことや、迷って言い出せない思いなど、見ていて、わかるわかると思ってしまう。とくに、ショッピングモールでの出来事、胸にぐっときてしまう。
そしてクライマックスの子供達、ラストの家族、みていて涙があふれた。