久々の韓国映画、早速見に行ってきました。
この映画の主演の死刑囚の役には、「呉清源極みの棋譜」で出演したチャンチェンが演じている。前回とは違って、自殺願望のある死刑囚という難しい役柄。呉清源の淡々といた演技とはぜんぜん違っていて、本当に同一人?ってくらい見ている感じが変わる。
死刑囚に会いにきた女性は、彼に美しい四季を見せてくれた。韓国の死刑囚って、そんなに簡単に会いに行くことができるの?それに、ああいった面会室で?この映画のストーリーだけの設定なのか、どうなんだろう。彼女の家族と彼女、そして、死刑囚と彼女、そんな二面性的な女性の姿がなかなか奇妙で思わず見入っていた。そして、死刑囚の彼女を待ちわびる姿、次第に変わっていく姿がなかなか面白い。そして、そんな死刑囚の様子に同じ牢にいる人たちの姿にも変化が。それは羨望なのか、妬みなのか。クライマックスのこの二人のシーン、うわっっっそこまでする?というより、こんなシーン、韓流映画で見るのって初めてかも。でも、どんなに自殺願望がある死刑囚でも、生きるという本能はあるんだと感じた映画。今回随分と台詞が少ない映画だがなかなか。ただ、なんで韓流映画ってそうくるのかなあ!?