この映画のチラシを見て、なんか懐かしい気持ちになっ映画。早速見に行ってきました。
1978年の冬、自分は何をしていたのか。うーん、学生時代で、まだ将来が定まらなかった時かな。そんな時代の中国の家族を追った映画。
どこにでもある家族、なんの変哲もない生活を淡々と追っているのだが、家族の住まいや生活のいろいろな所になぜか懐かしさを感じる。なぜなんだろう、なぜかすっごく懐かしくなってしまう。何もない冬の畑をただ歩く姿や、会話のない列車の中や。そして荒れ果てた工場跡。人々の生活。物を大切にする心なんかも。もしかしたら、なにか大切なものをおいてきてしまったのかも。淡々と描かれている映画だけど、なんか心に残る映画。