日本の戦争物って、いままで好きじゃなかったんだよね。特に第二次世界大戦物は。戦闘物自体好きじゃないことと、とくにいままでの二次大戦ものは話が重くて、見ていられないものが多かったけど、ローレライはよかった、感動しました、是非見て欲しい。確かに潜水艦物は売れるらしいが、日本の大戦物って、あまりにも悲惨すぎて、目をそむけるシーンが多くてやなのよね、だから、見ようかどうか迷ってたんだけど、出演者に妻夫木がでてるってことで、見て見たいなと思って、それと、こないだ「海猿」のDVDを買ってきたときに、この「ローレライ」の宣伝DVDが着いていて、さっそくダンナと見てて、なかなかよさげだったので、行ってきました。もちろん、戦争物なので、軽いって物ではありませんが、出演陣が豪華、音楽もいい、劇中の歌も効果的に使われています。また、出演人をうまく使っている、見ててうまいっっっ。そして役所広司の演技が光る。クライマックスのシーンには思わず涙! ! ラストは胸が熱くなりました。欲を言うなら、ブルーバックの合成シーンは、もう少しうまくやってよね! !って感じですか、作品がいいだけにそのシーンの合成の荒さが邪魔に感じる。今年は戦後60年、当時の戦争はもっとどろどろとしたものだったでしょうが、今戦争を知らない世代(もちろんmikiも含めて)でも見られる、見て欲しい映画です。