スカーレット・ヨハンソンの最新作ということで、ちょっとおもしろそうと、さっそく見に行ってきました。
素敵な会社に就職するはずだったアニーは、ひょんなことから、マンハッタンの超セレブな家のナニー(子守)として、ミセスXの息子を世話することとなった。
この映画の冒頭部分、なーんかナイトミュージアムを思い出させる感じの始まりに、いったいどういうストーリー?と思ったが、結構面白い始まり。そして、やっぱり庶民としては、セレブなお家の生活って見てみたいし。ということで、ミセスXの家の中も興味津津。アニーは、男の子の世話をするってことで、なかなかなつかないし、わがままだしという子供に振り回されていて、大変だなあと思ったけど、見ていくうちに、次々とナニーが変わるストレスがこうさせるのねと、かえって子守をしてもらう子供のほうがかわいそうに思ってきた。そして、セレブな生活で子供の面倒をみない親、うーん、こんなんだったらまだ日本のほうが良い?もっと子供に目をかけてほしいと思ってしまう。でも、あの車のシーンなんか、今の日本の親もおんなじ感じだから、何とも言えないかもね。クライマックスの、アニーの怒り、わかるわかる。そして、そのあとのメッセージにほろっとさせられた。ラストもなかなか、でも、セレブって、やっぱりこんな時もセレブなのねぇと思ってしまった。