お笑いコンビ「麒麟」の田村さんの原作の映画化、小池徹平さん主演ということで、見に行ってきました。
この映画、つい先日テレビドラマで放送したばかりでどうなんだろう、小池君って、たしか20歳過ぎていたと思ったけど、中学生の役って大丈夫?と思っていましたがよかった。
中学生活のある日、学校から帰ったら、いきなり家が差し押さえに、父の「解散」の一声で、家族がばらばらに。田村さんことタムチンがたどりついた公園でのホームレス生活。子供たちとのまきふんをめぐる争いなど、中学生のホームレスの大変さをユーモアも交えて描いている。小池君の中学生ぶりもなかなか。そして、そんなタムチンにさりげなく温かい手を差し伸べてくれる大人たちや、まきふん争いをしていた子供など、みていて思わずホロリ。とくに、タムチンの親友のお父さんお母さん。親友の家にやってきたタムチンにさりげなくお風呂にさそってあげたり、ご飯を食べさせてあげたりと、そんな温かみに思わずみていてうるうるときてしまった。もちろん、このシーンには、小池君フアンにはたまらないシーンもあるし。そのあとの兄弟での生活、大変だろうけど、大変さより家族でいることの温かみを描いていたような感じ。とくにこの映画、食事のシーンのすっごくご飯のおいしそう。家族の温かさや、周りの人々の温かさを感じた。タムチンの子役の子も、すっごく素直って感じの子で、可愛いし。ラストにも思わずうるうる。すっごくよかった。