映画の予告を見て、気になっていたので、さっそく見に行ってきました。
アメリカの国境近くにあるメキシコの町、そこには安いメキシコの人件費で、アメリカ向けの製品を作っている工場が多い。そんな街で起きた女性たちの殺人事件の取材するためシカゴの新聞社で働く女性記者ローレンを待ち受けていた現実は・・・。
実際にあった未解決事件をもとにした映画ということで、なかなか重いテーマ。殺人者が誰なのか、また唯一生き残った少女ははたして・・・。と、メキシコの町が抱える問題を否応にも見せてくれる。貧しい労働者たち、また、何も機能しない警察。そして、断片的にだが、語られるローレンの過去。そんななか、どうやって犯人を見つけるのか、また迫ってくる犯人は・・・。なかなかハラハラさせられる。そして、ローレンの思い切った行動。はたしてうまくいくのか。そこにもまた衝撃的な事実が。そしてローレンの記事は。このままで終わってしまうのかと思ったときに、衝撃的なクライマックス。思わず、わっと叫びそうになった。なかなか考えさせられる映画だった。