映画の予告を見て、気になった映画、早速見に行ってきました。
ナチス占領下のヨーロッパ、吹き荒れるホロコーストの猛威を逃れ、強制連行しされた両親を探して、ただ一人、ユダヤ人の少女ミーシャが両親を探す旅に出る。
ホロコーストが何なのか、なぜ自分は隠れてすまなければならないのか、そんなことも知らないミーシャ。こんな小さな子に毎日家で静かなしなさいと言っているのもつらいよね。そして、ある日、ミーシャが学校から帰る途中に、一斉検挙で両親はどこかへ。一人残されるミーシャは支援者の手で、ベルギーの家族の子として育てられていく。しかしそこにもナチスの手が。ミーシャは一人、両親を探して東へ向かう。
中盤からは、今までの生活とは一変、過酷な日々が彼女を待ち受けている。本当にこんな生活で、両親を探していくことができるのか。食料はどうるのか?そんな過酷な日々の中で出会った狼たちとの日々。生きるために、食べるために、こんなにまでして・・・!!と思わず言葉を失ってしまいそう。こんな小さな子が、生き抜くために一人旅に出て行くなんて・・・。冬の寒い中、狼たちと一緒に過ごしたり。そんな過酷なミーシャに物悲しい音楽が印象的。
そして、ラスト、たどり着いた先に待っていた人は・・・。ラストのテロップの言葉に思わず胸が熱くなった。