映画「時をかける少女」の細田監督の新作ということで、すっごく楽しみにしていた作品、試写会ということで、早速見に行ってきました。
今日は休日の昼ということもあって、結構出足が早く、試写会のホールも大きい会場だったのですが、ほぼ満席状態、入場者の方の席を探すため、予定より20分ほど遅れての上映でした。今までにいろいろと試写会に行ったのですが、こんなの初めて!!
小磯健二は17才の夏休みに、憧れの夏希先輩に頼まれて、夏希の田舎、長野の田舎に行くことになったが・・・。
細田監督らしい、すっごくリアル社会のリアル感がとっても丁寧に描かれている。アニメの背景画はそれこそ「時をかける少女」のときの背景と同様に、とっても綺麗で、夏の日の空が綺麗。
健二は、夏希の家で不思議なメールを受信する。その謎を解いたとたん、仮想社会の暴走が始まった。
そしてもう一つ、今回は仮想社会OZでの出来事、仮想社会のアバターが暴走して、次々とアバターを吸収していく。そんな仮想社会の映像も、すっごく細かく描きこまれていて、すごい!!!とくに、仮想社会のアバターは、すぐそれとわかるような絵柄になっていて、今までのアニメの絵の常識からいうとちょっとびっくり。あ、こんな表現もあるんだと結構面白い。
そして、仮想社会が現実社会にまでも混乱をもたらして・・・!!!
と、なーんか現実にこんなこと在りそうな感じのストーリー展開、そんな中、夏希のおばあちゃんの気丈さなど、みていて思わずウルッと来てしまった。そしておばあちゃんが一族にあてた言葉に思わず涙が・・・!!!
普段はばらばらって感じの家族や親せきたちが、一堂に集まって、敵に向かうシーンは見ていてもゾクゾクする。いかにして一族で戦うか、なかなかの見ものだ!!!仮想社会のキャラの動きもすーーんごい!!!
クライマックスの勝負にはハラハラドキドキ、そしてラストにも思わずほろっと。
封切りになったら、ぜひまた見に行きたい映画!!!