映画の予告を観て、ちょっと気になった作品。さっそく見に行ってきました。
1938年。第二次世界大戦前夜のイタリア、ボローニャ。ジョヴァンナは県債で引っ込み思案な女子高生。美しく闊達な母親に憧れと劣等感を感じていて、年頃なのに恋愛にも今一つ縁がない。彼女を溺愛する美術教師の父ミケーレは、あの手この手でジョヴァンナを励まそうとする。しかしある日、ミケーレの勤める学校で起こった女子生徒の殺人事件に・・・。
今日は平日の夜の回のせいか、けっこう空いてました。うーーん、封切りすぐって、こんなに空いている!?
ちょっとセピアっぽい色合いのフィルムで綴られた作品。娘のことを過保護くらいに思う父親。夫と娘となかなか折り合いが悪い妻。そして引っ込み思案の娘。そんな3人の家族を淡々と描いているって感じ。ボローニァというだけあって、食事のシーンにはパスタ料理。思わず、うーんおいしそうと思ってしまったmiki。女生徒の殺人、そして娘の運命は・・・。いったいこの娘が不通になるときがあるのか。ずっと信じて待っている父親の姿。そして第二次世界大戦の色が濃くなるイタリア。まあ、ラストはうん、こんなもんかって感じだが、ちょっとあっけないというか、淡々としているって感じかなぁ。
DVDになったら、レンタル屋さんで借りてみてもいいかなって感じの作品だったなぁ。