一青窈さんのハナミズキの歌は,mikiもすっごく好きな歌。その歌が映画になるということで、楽しみにしていた作品。さっそく見に行ってきました。
海外で働くことを夢見て勉強に励む紗枝は、幼い頃に父を亡くし、北海道で母の良子と2人暮らし。つつましく暮らす家の庭には、自分の病状から娘の成長を見届けることができないと悟った父が、幼い娘への思いを込めて植えたハナミズキが大きくそだっていた。高校生となった紗枝は、東京の大学へ進学を目指すが、別の高校に通う康平と偶然に出会い・・・。
封切り初日、初回上映を見に行ってきましたが、ほぼ満席状態、前の方が少し席が空いている程度ということで、結構女性のお友だち同士で見に来られている方や、カップルで見に来られている方など、若い方が大勢見に来ていました。
ガッキーの女子高生コスプレも、この映画が最後かなぁ。などと思いながら観ていた。うん、やっぱり学生服似合うねぇ。康平との出会い、そして、自分の夢を実現するため、一人東京へ。そんな別れのシーン、不安の中、旅立つ紗枝の気持、わかるなぁと思った。やはり、今でも東京に行くってことは、けっこう大変なんだ。などと思った。そして紗枝と康平の姿に思わずうるる。
東京と北海道の遠距離恋愛、すれ違いの二人を丁寧に描いている。ただ、漁師を選んだ康平、いつまでたっても、体つきが華奢じゃない!?まあ、生田斗真クンだから、しゃあないのかと思ったが、こんな子、漁師でいるのか!?あまりにも華奢じゃない!?など、ちょっとツッコミたくもなるし。今回、紗枝のお母さん役として、薬師丸ひろ子さんが演じている。そうか、薬師丸さんも、お母さんの役どころが似合う年頃なのかと、ちょっと複雑。でも、母一人で育てているという、芯の強い母って感じ。後半、すれ違いの康平と紗枝、このままなのかと思った矢先に紗枝の先輩・北見の出来事。その後の紗枝のスピーチに思わずうるうる。ラスト、ああ、こうなるのかという感じ。思わず胸が暖かくなった。
やはり、この感動は、映画館で見てほしい。